蓄電システムについてSystem
太陽光発電システムとの組み合わせで日中に発電した電力を貯めておくシステムが「蓄電システム」です。
近年ではバッテリー技術の進化に伴い、とても高効率な蓄電システムが完成し「オフグリッド」と言われる電力会社と契約しない(全く電気を購入しない)お宅もあるほどです。
蓄電システムの利点の一つは、電力会社の電力買取り制度が変更されても作った電気を自宅に貯めてお使い頂けることで、買取価格を気にしなくてもよくなるところです。
最近では、EV(電気自動車)に太陽光発電で作った電気を貯めて、家庭で消費するシステムも利用されています。
蓄電システムの最大の利点は「災害時に電気を利用できる」点にあります。太陽光発電で電気を作れない夜間も、日中に作った電気を蓄電システムに貯めておくと停電時でもご家庭の家電品をお使い頂けるのです。
近年の熊本地震では、蓄電池設置ユーザー様から「携帯電話を充電できた」「ご飯を炊くことができた」「食材を腐らせずに済んだ(※1)」などのお声を頂戴しました。
いつ発生するかわからない災害、それに伴う停電、経験された方は「蓄電池があって安心」「災害対策として勧めたい」と声を上げています。
※1 冷蔵庫や大型テレビなど、大型家電の使用可能時間は蓄電システムのサイズにより増減します。また、あまり小規模な蓄電システムの場合、大型家電はご利用頂けない場合があります
蓄電システムのしくみ



蓄電池についてAbout
蓄電池は、太陽光発電で余った電力を貯めておくことができるほか、夜間のお得な深夜電力で蓄電することで昼間の電気代を節約することができます。
万一の災害で停電した際には、蓄電池で家電製品をご利用頂けるといったメリットもあります。
蓄電池によってお使い頂ける電力量や使用時間が異なるだけでなく、特定の回路に電気を供給する「特定負荷」タイプと家中全ての回路に電気を供給する「全負荷(※1)」タイプとがあります。
また、屋外設置のみの大型のもの、階段下やクローゼットの中などにも置けるコンパクトなものがあり、お客様の住環境やライフスタイルに合わせてお選び頂けます。

主要取扱メーカー
部屋の隅に設置可能な小型蓄電池から12.0kWhの大容量タイプをラインナップ。
大容量タイプは万一の停電の備えとしても安心です。自家発電の太陽光発電システムと連係すれば、長時間の停電にも対応可能です。
蓄電池本体15年、自然災害保証10年
ニチコンは家電用蓄電システムの累計生産台数、世界No1のメーカーです。
ニチコンの蓄電池は16.6kWhの大容量モデルの他、太陽光発電用パワーコンディショナーを内蔵したハイブリッド12.0kWhの蓄電池とラインナップが豊富です。
12.0kWhモデル15年、11.1kWhモデル10年
小型サイズのため場所を選ばずわずかなスペースに設置可能で、設置の際にもレーンによる作業や基礎工事も不要です。
6.5kWhモデルには重塩害対応タイプもあり、海岸線から500m以内の重塩害地域にも設置可能です。
本体保証15年
その他取扱メーカー
Qセルズ、シャープ、NEC、パナソニック、東芝、住友電工